ボーラス計算機能は、あなたの食事に適切なインスリン量、および高血糖値補正の計算をする手助けをします。
ボーラス計算機能をどのように設定したらいいですか?
- 開始するには、mySugrログブックの「+」ボタンを選択して新規入力画面を開きます。
- ボーラス計算機能の入力フィールドに血糖値および/または炭水化物値をインポートするか手動で入力し、「計算」ボタン(電卓アイコン)を選択します。
- インポートされたボーラスそれぞれについて、日付、時間および投与単位数の情報を含む新たな「インスリン(ボーラス)」エントリーが作成されます。単位数は、下記に示すタイルの中に表示されます。
- 一部の地域では、mySugrボーラス計算機能を初めてお使いになる際に医療従事者から提供されたアクティベーションコードを入力してボーラス計算機能のロックを解除していただきます。
- アクティベーションコードを要求されない場合は、そのままmySugrボーラス計算機能の設定を続けることができます。
- mySugrボーラス計算機能を使用するためには、お使いのスマートフォンでパスコード、Touch IDまたはFace IDを設定し、あなたのみがボーラス計算機能設定の構成や変更をできるようにします。個別の設定についていくつかの質問に回答していただくことで、ボーラス推奨を受け取れるようになります。
重要な定義と既定値
- 残存インスリン:血糖を下げるために作用している現在体内にあるインスリン。この量には、炭水化物摂取による血糖を下げるために作用しているインスリンは含まれません。また、基礎インスリンの量も含まれていません。
- 目標範囲:絶食時または食前の血糖値の許容可能な上限および下限(既定値:80~130 mg/dLまたは4.4~7.2 mmol/L)。
- 低血糖症:低血糖と判断される血糖値の下限設定(既定値:70 mg/dLまたは3.9 mmol/L)。低血糖と判断される場合は、適量の炭水化物を摂取するよう推奨するプロンプトが表示されます。
- オフセット時間:インスリンが体内の血糖値を下げ始めるまでの予想時間(既定値:60分)。
- インスリン作用時間:インスリンの血糖を下げる効果があると予想される合計持続時間(既定値:4時間30分)。
- 最大ボーラス量:一度に投与されるインスリンの最大量。事前にユーザーに確認をとることで、意図しない大量のボーラスに対する安全措置として機能します(既定値:25 U)。
- インスリン注入量刻み幅:インスリン投与量を調節する単位(U)であり、通常は0.1 U、0.5 Uまたは1 Uです(既定値:1 U)。
- 食後の血糖上昇:食後に追加の修正ボーラスの必要なく許容される血糖値の最大上昇量(既定値:75 mg/dLまたは4.2 mmol/L)。
- 重要:これらの設定により、あなたのインスリン投与量の計算方法が決まりますので、正しく設定することが非常に重要です。主治医や医療従事者に相談せずに設定を選択しないでください。
- mySugrボーラス計算機能設定を確実にあなたの糖尿病治療に適合させるために、3ヶ月ごとに設定を見直してください。
時間依存設定残存インスリン:
- 残存インスリン:血糖を下げるために作用している現在体内にあるインスリン。この量には、炭水化物摂取による血糖を下げるために作用しているインスリンは含まれません。また、基礎インスリンの量も含まれていません。
- 期間ごとの設定を定義するには:
- 設定フローで、iOSの場合は「時間依存」を、
- Androidの場合は「時間依存設定」を有効にします期間を選択し、
- 適切な値を入力/編集します各期間は次の期間が開始すると終了するため、
- 影響を受ける期間それぞれについてこの操作を繰り返します
ボーラス計算機能ではどのインスリンを使用できますか?
世界のその他の地域
Actrapid®
Apidra®
Berlinsulin Normal®
Fiasp®
Humalog®
Humalog® 200
Huminsulin Normal®
Humulin® R
Humulin® R U-500
Insulin lispro Sanofi®
Insuman Infusat®
Insuman Rapid®
Liprolog®
Liprolog® 200
Lyumjev 100
NovoRapid®
Novolin® R
アメリカ
(インスリンの一覧は、ボーラス計算機能がアメリカで利用可能になり次第、適用されます。ボーラス計算機能がすでに利用可能になっている国の一覧を参照してください)
Admelog®
Apidra®
Fiasp®
Humalog®
Humulin® R
Lyumjev®
Novolin® R
Novolog®